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基本情報技術者の問題解説:次の手続 hashPlaceScore() を実行したときの…

データ構造及びアルゴリズム 難しい fe_b_v89_alg_sortsearch_002

問題

次の手続 hashPlaceScore() を実行したときの戻り値はどれか。

○整数型: hashPlaceScore()
  整数型の配列: key ← {8, 15, 3, 10}
  整数型の配列: table[1..7] ← すべて空
  整数型: i, p
  for (i を 1 から keyの要素数 まで 1ずつ増やす)
    p ← ((2 × key[i] + 1) mod 7) + 1
    while (table[p] が空でない)
      p ← p + 1
      if (p > 7)
        p ← 1
      endif
    endwhile
    table[p] ← key[i]
  endfor
  return table[5] + table[2]
  1. 18
  2. 25(正解)
  3. 30
  4. 33
出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目B範囲

正解と解説

正解:25

初期位置は ((2×key+1) mod 7)+1 です。8は4、15も4なので5、3は1、10も1なので2に入ります。したがって table[5]=15、table[2]=10 で、戻り値は25です。

18はtable[5]ではなく8を使った場合、30は15を2回足した場合に出やすい値です。33は衝突後の位置ではなく初期位置だけで考えた誤りです。

ハッシュ関数が少し複雑でも、まず初期位置を計算し、その後に線形探索で実際の格納位置を決めます。初期位置と格納位置を分けて表にしましょう。

この衝突処理の正体:空きが出るまで p を1ずつ進め、7を超えたら1へ戻すこの方式は、オープンアドレス法のうち「線形探索法(リニアプロービング)」です。本問では8と15、3と10がそれぞれ同じ初期位置で衝突し、後者が隣の空きへずれています。隣接マスが連鎖して埋まる「一次クラスタリング」が起きやすく、探索が遅くなる点が弱点です。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目B範囲

公開問題・サンプル問題の形式、擬似言語記法、アルゴリズム読解・トレース・空欄補充・セキュリティ事例判断の傾向を参考にした独自問題です。本文・数値・選択肢は新規作成しています。

公式試験問題、公開問題、市販教材、外部問題サイトの問題文を転載・改題したものではありません。

参考範囲: 2026年度現行科目B・シラバスVer.9.x参考

参考文献・出典(公式情報)

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