FE SUBJECT B
基本情報技術者 科目Bの問題解説:配列 a={2,4,8,6,15} に対して、次の手続 fi…
問題
配列 a={2,4,8,6,15} に対して、次の手続 findValue(a) を実行したときの戻り値はどれか。
○整数型: findValue(整数型の配列: a)
整数型: i
for (i を 1 から aの要素数 まで 1 ずつ増やす)
if (a[i] > 2 × i + 1)
return a[i] - i
endif
endfor
return 0- ア 0
- イ 3
- ウ 5(正解)
- エ 10
出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目B範囲
正解と解説
正解:5
この手続は条件を満たす要素を探し続けますが、最初に条件が真になった時点で return します。したがって、後ろの15まで処理が進むとは限りません。
a[1]=2 は 2×1+1=3 を超えず、a[2]=4 も 5 を超えません。a[3]=8 は 7 を超えるので、その時点で 8-3=5 を返して終了します。最後の要素15から計算して10を選ばないようにしましょう。
| i | a[i] | 2×i+1 | 判定 |
|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 偽 |
| 2 | 4 | 5 | 偽 |
| 3 | 8 | 7 | 真。8-3を返す |
このアルゴリズムの正体:これは配列を先頭から1つずつ調べ、条件 a[i]>2×i+1 を最初に満たした要素で打ち切る「早期returnつきの線形探索」です。最悪でも全要素を一度ずつ見るだけなので計算量はO(n)で、本問では3番目で条件成立により後半の6と15は評価されません。ループ内のreturnは「見つけ次第その場で関数を抜ける」点が、走査後にまとめて返す方式との違いです。
この問題について
公開問題・サンプル問題の形式、擬似言語記法、アルゴリズム読解・トレース・空欄補充・セキュリティ事例判断の傾向を参考にした独自問題です。本文・数値・選択肢は新規作成しています。
公式試験問題、公開問題、市販教材、外部問題サイトの問題文を転載・改題したものではありません。