FE SUBJECT B
基本情報技術者 科目Bの問題解説
問題
A社が運用するWebサーバには,外部から悪用可能な既知の脆弱性が存在し,修正版(セキュリティパッチ)が公開されていることが脆弱性診断で判明した。この脆弱性を悪用されると,サーバへ侵入されるおそれがある。一方で,サーバは24時間稼働しており,更新作業には一時的な停止を伴う。Bさんは対応方針を決める。
対応として,最も適切なものはどれか。
- ア 脆弱性の存在を公表せず,そのまま運用を続ける。
- イ 影響範囲を確認したうえで,計画的に修正版を適用するか,適用までの間は緩和策(回避策)を講じる。
- ウ サーバのホスト名を変更して,攻撃者に気付かれないようにする。
- エ Webサイトの配色を変更する。
- オ サーバのログ出力を停止して負荷を下げる。
出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目B範囲
正解と解説
正解:影響範囲を確認したうえで,計画的に修正版を適用するか,適用までの間は緩和策(回避策)を講じる。
正解:イ
状況の整理:悪用可能な既知の脆弱性に修正版が出ている。稼働を止めにくい事情はあるが,放置は侵入リスクに直結する。
なぜイか:影響範囲を確認し,計画的にパッチ適用,すぐ適用できないなら回避策で穴をふさぐ。脆弱性管理の基本手順そのもの。
誤答の理由:ア(放置)は最悪。ウ(ホスト名変更)は隠蔽で脆弱性自体は残る。エ(配色)は無関係。オ(ログ停止)は侵入の検知を弱め,むしろ危険。
読み解きのコツ:「既知の脆弱性+修正版あり」は,影響確認→パッチ適用/回避策が定番。隠蔽・放置は常に誤り。
この問題について
公開問題・サンプル問題のセキュリティ事例形式(A社シナリオ+もっともらしい誤答)を参考にした独自問題です。本文・選択肢・解説は新規作成しています。
公式試験問題、公開問題、市販教材、外部問題サイトの問題文を転載・改題したものではありません。