テクノロジ系は、ITの技術的な土台を幅広く扱う分野です。2進数や論理演算といった基礎理論、CPU・メモリ・記憶装置などのハードウェア、OSやファイル管理を担うソフトウェア、データベース(正規化・SQLの考え方・トランザクション)、ネットワーク(TCP/IP・IPアドレス・無線LAN)、そしてアルゴリズムとデータ構造、情報セキュリティ、情報デザインまでが対象になります。「コンピュータがどう動き、どうつながり、どう守るか」を体系的に理解する分野だとイメージするとよいでしょう。
ITパスポート試験はテクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系の3分野で構成され、テクノロジ系は出題範囲が最も広く、用語と仕組みを問う問題が中心です。近年は情報セキュリティや、AI・IoTなど新しい技術に関する出題も重視されています。総合得点に加えて分野ごとの基準点(評価点)も設けられているため、テクノロジ系だけが極端に弱いと不合格につながりやすい点に注意が必要です。
学習のコツは、用語を丸暗記せず「役割」と「具体例」をセットで押さえることです。スタックとキュー、選択と射影、共通鍵と公開鍵のように対になる概念を比較して覚えると混同を防げます。サブネットマスクやRAIDの容量計算など、簡単な計算が必要な論点は手を動かして練習しておくと安定して得点できます。