BOKI LEVEL 3
日商簿記3級の問題解説
問題
以前掛けで仕入れた商品のうち 5,600円 を品違いのため返品した。商品売買は三分法で処理する。
出典:オリジナル問題|参考:2026年度現行範囲・公開サンプル形式
正解と解説
正解:借方: 買掛金 5600、貸方: 仕入 5600
解き方のポイント:三分法では、仕入時は「仕入」、売上時は「売上」、期末在庫は決算整理で「繰越商品」を使って処理します。仕入時の引取運賃など購入に直接必要な付随費用は、原則として仕入原価に含める点がよく問われます。
- まず、問題文の取引が何を増やし、何を減らすかを整理する。現金・預金・売掛金などの資産、買掛金・借入金などの負債、売上・費用を区別する。
- 次に、増減した要素を借方・貸方に配置する。資産の増加と費用の発生は借方、資産の減少・負債の増加・収益の発生は貸方が基本である。
- 本問の正しい仕訳は次のとおりである。
借方科目 借方金額 貸方科目 貸方金額 買掛金 5,600円 仕入 5,600円 - 借方合計は 5,600円、貸方合計は 5,600円 で一致する。仕訳入力問題では、科目だけでなく金額の貸借一致まで確認する。
間違えやすい点:「商品」勘定で処理してしまう、または仕入諸掛を運賃費用として処理してしまうミスに注意します。
本試験での使い方:第1問は15問・45点の高配点で、短時間で正確に処理する必要がある。文章を読んだら、いきなり入力せず「何が増えたか/何が減ったか」を一度言語化してから仕訳にすると安定する。
この問題について
2026年度の現行範囲、3問構成、配点、第1問仕訳・第2問帳簿記入/補助簿・第3問決算総合という出題傾向を参考にした独自作成問題です。公式問題やサンプル問題の文章・数値は使用していません。
公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。