本文へスキップ

BOKI LEVEL 3

日商簿記3級の問題解説

第3問 決算総合 難しい boki3_v85_s002

問題

次の決算整理前残高試算表と決算整理事項にもとづいて、精算表の空欄を埋めなさい。会計期間はX7年4月1日からX8年3月31日までである。

決算整理前残高:現金210,000円、売掛金260,000円、貸倒引当金6,000円、商品145,000円、備品600,000円、備品減価償却累計額210,000円、買掛金250,000円、資本金450,000円、繰越利益剰余金299,000円、売上930,000円、仕入470,000円、給料162,000円、支払家賃169,000円、旅費交通費47,600円、支払利息21,000円。

決算整理事項:売掛金期末残高に2%の貸倒引当金を差額補充法で設定する。期末商品棚卸高は187,000円である。備品は残存価額ゼロ、耐用年数5年の定額法で減価償却する。支払家賃のうち31,000円は翌期分である。借入金に関する当期分の未払利息14,000円を計上する。

出典:オリジナル問題|参考:簿記3級第3問・精算表空欄補充形式

正解と解説

正解:w1: 260000、w2: 800、w3: 5200、w4: 187000、w5: 187000、w6: 600000、w7: 120000、w8: 330000、w9: 145000、w10: 187000、w11: 428000、w12: 800、w13: 800、w14: 120000、w15: 120000、w16: 31000、w17: 31000、w18: 31000、w19: 138000、w20: 14000、w21: 14000、w22: 14000、w23: 35000、w24: 930000、w25: 200、w26: 200

精算表では、まず決算整理仕訳を作る。貸倒引当金は売掛金260,000円×2%=5,200円が必要額であり、整理前残高6,000円より800円多いため貸倒引当金戻入を計上する。売上原価は、期首商品145,000円を仕入に振り替え、期末商品187,000円を繰越商品に戻すため、仕入の損益計算書額は470,000円+145,000円−187,000円=428,000円である。

備品の減価償却費は600,000円÷5年=120,000円であり、減価償却累計額は210,000円+120,000円=330,000円となる。支払家賃は翌期分31,000円を前払家賃に振り替えるので、当期費用は138,000円である。支払利息は未払14,000円を加えて35,000円となる。収益は売上930,000円と貸倒引当金戻入800円、費用合計は930,600円なので、当期純利益は200円である。

第3問では、各決算整理事項を仕訳に分解し、その後に損益計算書欄・貸借対照表欄へ振り分ける。精算表は一見大きいが、1行ずつ処理すれば得点源にできる。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考:簿記3級第3問・精算表空欄補充形式

公式サンプル問題に見られる第1問・第2問・第3問の出題形式を参考にした独自作成問題です。文章・数値・設問は独自に作成しています。

公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。形式・論点のみを参考にした独自作成問題です。

参考範囲: 2026年度現行範囲(2019年改定後・2022年度以降適用区分)参考

RELATED

関連問題