FUNDAMENTAL INFORMATION TECHNOLOGY ENGINEER
基本情報技術者の問題解説
問題
B社では,重要データを1台の外付けディスクに1日1回だけ上書きでバックアップしている。ある日,マルウェア感染によってデータが破壊されたが,感染に気付いたのはバックアップが上書きされた後だった。そのため,バックアップにも破壊後のデータしか残っておらず,正常なデータへ戻せなかった。担当者がバックアップ運用を改善する。
改善として,最も適切なものはどれか。
- ア バックアップ先の外付けディスクの色を変える。
- イ 毎回上書きするのをやめ,複数世代を保存して,一部はネットワークから分離して保管する。
- ウ バックアップの所要時間を計測してグラフ化する。
- エ 外付けディスクのケーブルを長いものに交換する。
- オ バックアップ完了を知らせる音量を大きくする。
出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目B範囲
正解と解説
正解:毎回上書きするのをやめ,複数世代を保存して,一部はネットワークから分離して保管する。
正解:イ
状況の整理:上書き1世代だけのため,破壊後のデータで正常データが消えてしまった。「気付く前に上書きされる」「世代がない」ことが復旧失敗の原因。
なぜイか:複数世代を残せば破壊前の世代から戻せる。さらに一部をオフライン隔離すれば,マルウェアによるバックアップ破壊も防げる。世代管理+隔離が要点。
誤答の理由:ア(色)・ウ(所要時間グラフ)・エ(ケーブル)・オ(音量)は,世代の有無や隔離という核心に無関係。
読み解きのコツ:「上書きで世代がない」「気付いた時には手遅れ」は多世代化が答え。隔離保管も合わせて考える。
この問題について
公開問題・サンプル問題のセキュリティ事例形式(A社シナリオ+もっともらしい誤答)を参考にした独自問題です。本文・選択肢・解説は新規作成しています。
公式試験問題、公開問題、市販教材、外部問題サイトの問題文を転載・改題したものではありません。