BOKI LEVEL 2
日商簿記2級の問題解説
問題
得意先から商品 ¥500,000 の注文を受け、手付金として ¥100,000 を現金で受け取った。
出典:オリジナル問題|参考:2級現行範囲・公開サンプル形式
正解と解説
正解:借方: 現金 100000、貸方: 契約負債 100000
収益はいつ計上する?:収益認識に関する会計基準(企業会計基準第29号)では、商品を引き渡して履行義務(やるべきこと)を果たした時に売上を計上します。まだ商品を渡していない段階で受け取ったお金は、売上にはできません。
- 現金 100,000 を受け取った → 資産の増加なので借方:現金 100,000
- 「あとで商品を引き渡す義務」が生じた → これは負債で、会計基準上の名称は契約負債。負債の増加なので貸方:契約負債 100,000
区別したいところ:受け取った時点で『売上』にしないこと。商品を渡すまでは契約負債(従来の前受金にあたる負債)でとどめます。
貸借の確認:借方合計 100,000 円 = 貸方合計 100,000 円 で一致します。
この問題について
商業簿記・工業簿記の現行範囲と出題傾向(契約負債(手付金の受取))を参考にした独自作成問題です。公式問題やサンプル問題の文章・数値は使用していません。
公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。