BOKI LEVEL 3
日商簿記3級の問題解説:決算にあたり、売掛金期末残高 800,000円に対して2%の…
問題
決算にあたり、売掛金期末残高 800,000円に対して2%の貸倒れを見積もる。貸倒引当金の残高はすでに 5,000円ある。差額補充法で処理する。
この問題は、選択肢から選ぶのではなく仕訳・数値を入力して解答する形式です。演習画面では勘定科目と金額を実際に入力して採点できます。
出典:オリジナル問題|参考:2026年度現行範囲・公開サンプル形式
正解と解説
正解:借方:貸倒引当金繰入 11,000円、貸方:貸倒引当金 11,000円
見る順番:まず取引の性質を見極め、それから金額を借方と貸方へ振り分けます。
- 必要な貸倒引当金は 800,000円×2%=16,000円。すでに残高が5,000円あるので、追加で必要なのは 16,000円−5,000円=11,000円。
- 追加設定額は費用の貸倒引当金繰入として借方に置き、貸倒引当金を貸方に増やします。
- 期末残高全額16,000円を仕訳するのではなく、不足分だけを補充する点が差額補充法のポイント。
正しい仕訳:借方:貸倒引当金繰入 11,000円/貸方:貸倒引当金 11,000円
つまずきポイント:貸倒引当金は売掛金などの回収不能見込みを表す評価勘定で、資産のマイナスを意味するため貸方に置きます。差額補充法は不足の11,000円だけを補充しますが、洗替法なら期首残高5,000円をいったん全額戻入れてから16,000円を新規設定する点が異なります。どちらの方法かを問題文で必ず確認しましょう。
この問題について
2026年度の現行範囲、3問構成、配点、第1問仕訳・第2問帳簿記入/補助簿・第3問決算総合という出題傾向を参考にした独自作成問題です。公式問題やサンプル問題の文章・数値は使用していません。
公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。