FUNDAMENTAL INFORMATION TECHNOLOGY ENGINEER
基本情報技術者の問題解説:配列 a={6,3,5,2,4} に対して、次の手続 sel…
問題
配列 a={6,3,5,2,4} に対して、次の手続 selectionHard(a) を実行したときの戻り値はどれか。
○整数型: selectionHard(整数型の配列: a)
整数型: i, j, min, tmp
for (i を 1 から 3 まで 1ずつ増やす)
min ← i
for (j を i + 1 から aの要素数 まで 1ずつ増やす)
if (a[j] < a[min])
min ← j
endif
endfor
tmp ← a[i]
a[i] ← a[min]
a[min] ← tmp
endfor
return a[3] × 10 + a[5]- ア 35
- イ 45(正解)
- ウ 46
- エ 54
正解と解説
正解:45
選択ソートを3回だけ行います。1回目は最小の2を先頭へ移し {2,3,5,6,4} になります。2回目は2番目以降の最小が3なので変化なし、3回目は3番目以降の最小4を a[3] と交換し {2,3,4,6,5} になります。戻り値は a[3]×10+a[5]=4×10+5=45 です。
35は3回目の交換を見落とした場合、54は a[3] と a[5] を逆に読んだ場合に出やすいものです。46は交換後の a[4]=6 を使ってしまった誤りです。
選択ソートは「今見ている位置 i に、残り範囲の最小を置く」処理です。各回の探索範囲が i から右側だけになる点を確認しましょう。
つまずきポイント:外側ループが i=3 までしか回らないため、配列は最後まで整列されません。3回目終了時点は {2,3,4,6,5} で、a[4] と a[5] の 6 と 5 は未整列のまま残ります。完全な昇順整列なら要素数5に対して4回の交換処理が必要で、ここでは a[5] が最終値の 5 になるのも「a[3] の交換で 4 が確定し 5 が押し出された」結果だと押さえると、選択肢の取り違えを防げます。
この問題について
公開問題・サンプル問題の形式、擬似言語記法、アルゴリズム読解・トレース・空欄補充・セキュリティ事例判断の傾向を参考にした独自問題です。本文・数値・選択肢は新規作成しています。
公式試験問題、公開問題、市販教材、外部問題サイトの問題文を転載・改題したものではありません。