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基本情報技術者の問題解説:二次元配列 m が次のとき、手続 rowScore(m) の…

プログラムの基本要素 標準 fe_b_v89_alg_blank_014

問題

二次元配列 m が次のとき、手続 rowScore(m) の戻り値はどれか。

m = {{3,1,4},
     {2,8,5}}
○整数型: rowScore(整数型の二次元配列: m)
  整数型: r, c, max, s ← 0
  for (r を 1 から 2 まで 1 ずつ増やす)
    max ← m[r, 1]
    for (c を 2 から 3 まで 1 ずつ増やす)
      if (m[r, c] > max)
        max ← m[r, c]
      endif
    endfor
    s ← s + max × r
  endfor
  return s
  1. 12
  2. 20(正解)
  3. 24
  4. 28
出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目B範囲

正解と解説

正解:20

各行で最大値を探し、その最大値に行番号 r を掛けて合計します。行の全要素を足す処理ではなく、行ごとの最大値だけを使う点が重要です。

1行目の最大値は4なので 4×1=4 を加えます。2行目の最大値は8なので 8×2=16 を加えます。合計は20です。2行目は行番号が2なので、8をそのまま足さないように注意しましょう。選択肢12は各行の最大値を4+8で足しただけの誤り、24や28は行番号の掛け方や不要な要素まで足したときに出やすい値です。

最大値加算値s
144×1=44
288×2=1620

このアルゴリズムの正体:これは各行を「その行の最大値」に縮約してから重み付き合計を取る処理です。内側ループは max に先頭要素 m[r,1] を入れてから2列目以降だけを比べる、典型的な最大値探索の型です。全要素を1回ずつ見るので計算量は要素数に比例します。先頭を初期値にする型は1列でも動きますが、空の行があると初期値が取れず破綻する点が引っかかりやすい所です。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目B範囲

公開問題・サンプル問題の形式、擬似言語記法、アルゴリズム読解・トレース・空欄補充・セキュリティ事例判断の傾向を参考にした独自問題です。本文・数値・選択肢は新規作成しています。

公式試験問題、公開問題、市販教材、外部問題サイトの問題文を転載・改題したものではありません。

参考範囲: 2026年度現行科目B・シラバスVer.9.x参考

参考文献・出典(公式情報)

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