本文へスキップ

FUNDAMENTAL INFORMATION TECHNOLOGY ENGINEER

基本情報技術者の問題解説:次の深さ優先探索を実行したとき、戻り値はどれか。 整数型の二…

データ構造及びアルゴリズム 難しい fe_b_v90_alg_trace_136

問題

次の深さ優先探索を実行したとき、戻り値はどれか。

整数型の二次元配列: g ← {{0,1,1,0,0}, {0,0,0,1,0}, {0,0,0,1,1}, {0,0,0,0,0}, {0,1,0,0,0}}
整数型: sum ← 0
○手続: dfs(整数型: v)
  visited[v] ← true
  sum ← sum + v
  for (u を 1 から 5 まで 1ずつ増やす)
    if (g[v][u] = 1 and visited[u] = false)
      dfs(u)
    endif
  endfor

dfs(1) を呼び出す。
return sum
  1. 10
  2. 12
  3. 15(正解)
  4. 18
出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目B範囲

正解と解説

正解:15

dfsでは頂点番号の小さいuから順に調べます。1から2へ進み、2から4へ進みます。4からは進めないので戻り、次に1から3へ進みます。3から4は訪問済みなので飛ばし、5へ進みます。

訪問順sum
11
1,23
1,2,47
1,2,4,310
1,2,4,3,515

すべての到達頂点1〜5を一度ずつ足すので15です。5から2への辺はありますが、2は訪問済みのため再帰しません。

選択肢の見分け方:10は5を訪問し忘れた値、12や18は訪問済み頂点を再度足した場合に出やすい値です。visitedにより、各頂点はsumへ一度だけ加算されます。

このコードの計算量:隣接行列でDFSを行うと、各頂点vから常に1〜5の全列を調べるため、頂点数をnとして処理量はO(n²)になります。隣接リストならO(n+辺数)に減らせます。本問では辺5→2のように訪問済み頂点へ戻る辺があっても、visited[u]の判定で再帰を打ち切るため無限ループにならず、各頂点はsumへ一度だけ加算されます。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目B範囲

公開問題・サンプル問題の形式、擬似言語記法、アルゴリズム読解・トレース・空欄補充・セキュリティ事例判断の傾向を参考にした独自問題です。本文・数値・選択肢は新規作成しています。

公式試験問題、公開問題、市販教材、外部問題サイトの問題文を転載・改題したものではありません。

参考範囲: 2026年度現行科目B・シラバスVer.9.x参考

参考文献・出典(公式情報)

RELATED

関連問題