FINANCIAL PLANNING GRADE 3
FP3級の問題解説:その年中に支払った医療費が35万円、保険金等で補てんされた金…
問題
その年中に支払った医療費が35万円、保険金等で補てんされた金額が5万円、総所得金額等が200万円以上である場合、医療費控除額として最も適切なものはどれか。
- ア 20万円(正解)
- イ 30万円
- ウ 10万円
出典:オリジナル問題|参考範囲:日本FP協会 2026年度2級・3級FP技能検定試験要綱、3級試験科目及びその範囲、金融財政事情研究会の法令基準日、国税庁・金融庁等の2026年4月1日基準情報、2024年・2025年・2026年公表問題の出題傾向
正解と解説
正解:20万円
計算:総所得金額等が200万円以上なので、医療費控除額は支払医療費35万円-保険金等5万円-10万円=20万円です。
読み取りポイント:医療費控除では、まず保険金などで補てんされた金額を差し引きます。その後、原則として10万円を差し引きます。支払額35万円をそのまま控除できるわけではありません。
誤答の見分け方:30万円は保険金等だけを差し引いて10万円を引いていない値です。10万円は計算途中の控除基準額であり、医療費控除額ではありません。
使い分け:差し引く10万円は総所得金額等が200万円以上の場合の額です。200万円未満なら、代わりに「総所得金額等×5%」を差し引きます。所得が低いほど控除を受けやすくする仕組みで、本問は200万円以上なので10万円を用います。なお控除額の上限は200万円です。
他の選択肢はなぜ違う?
- イ30万円は最後の10万円の差し引きを忘れた値です。
- ウ10万円は引き方を誤った値です。35万円−5万円−10万円=20万円です。
この問題について
公式資料の出題範囲・出題形式・計算パターンを参考に、過去問丸暗記ではなく初見問題に対応できるようSikaku Master向けに独自作成した問題です。
公式試験問題・過去問題・市販教材・掲示板投稿の問題文を転載したものではありません。