タックスプランニングは、おもに個人にかかる所得税を中心とした税金の基礎を学ぶ分野です。所得税では、収入をそのまま課税するのではなく、所得を利子・配当・不動産・事業・給与・退職・山林・譲渡・一時・雑の10種類に区分し、それぞれの所得金額を求めたうえで、所得控除を差し引いた課税所得に税率をかけて税額を計算します。給与所得控除や基礎控除・医療費控除などの所得控除、住宅ローン控除などの税額控除、損益通算といった「税額を決める流れ」が学習の軸になります。
試験では、所得の区分や控除の種類を問う基本問題に加え、給与所得や課税の仕組みを問う三択、確定申告・源泉徴収・年末調整・青色申告などの手続きが繰り返し出題されます。住民税や消費税の基礎も範囲に含まれます。計算そのものは複雑ではなく、用語と仕組みの理解を問う問題が中心です。
つまずきやすいのは、「所得控除」と「税額控除」の混同、そして所得区分の取り違えです。控除という名前だけで判断せず、課税所得を減らすのか税額を直接減らすのかで区別すること、収入から経費・控除を経て税額に至る計算の順序を意識することが得点のコツです。なお、令和7年度税制改正で基礎控除や給与所得控除が見直されている点も押さえておきましょう。