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BOKI LEVEL 2

日商簿記2級の問題解説

第1問 仕訳 難しい boki2_p1_124

問題

決算にあたり、その他有価証券として保有する株式(取得原価 ¥500,000、当期末の時価 ¥560,000)を全部純資産直入法により時価評価する。法定実効税率は30%であり、税効果会計を適用する。

出典:オリジナル問題|参考:2級現行範囲・公開サンプル形式

正解と解説

正解:借方: その他有価証券 60000、貸方: 繰延税金負債 18000 / その他有価証券評価差額金 42000

その他有価証券の評価差額は損益にせず純資産(その他有価証券評価差額金)へ。さらに税効果を加味して評価差額金は“税引後”で計上します。

  • 評価差額=時価560,000−取得500,000=60,000(評価益相当)。その他有価証券を60,000増やす。
  • 将来この含み益が実現すると課税されるため、繰延税金負債=60,000×30%=18,000を計上。
  • 差額42,000がその他有価証券評価差額金(純資産・税引後)。評価益(損益)にはしない点が要注意。

ひっかけ注意:相手は『法人税等調整額』ではなく『繰延税金負債』。法人税等調整額を使うのは損益に影響する一時差異(貸倒引当金・減価償却超過など)で、その他有価証券評価差額金は損益を経由しません。

貸借の確認:借方合計 60,000 円 = 貸方合計 60,000 円 で一致します。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考:2級現行範囲・公開サンプル形式

商業簿記・工業簿記の現行範囲と出題傾向(その他有価証券の評価(税効果込み・全部純資産直入法))を参考にした独自作成問題です。公式問題やサンプル問題の文章・数値は使用していません。

公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。

参考範囲: 2022年度以降適用区分(2026年度試験適用)参考

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