FUNDAMENTAL INFORMATION TECHNOLOGY ENGINEER
基本情報技術者の問題解説:クリティカルパスの説明として適切なものはどれか。
問題
クリティカルパスの説明として適切なものはどれか。
- ア 並行して実行できる作業の経路
- イ プロジェクト全体の所要期間を決定する、余裕日数がゼロの経路(正解)
- ウ 最もリスクが高い作業の経路
- エ 最もコストがかかる作業の経路
出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目A範囲
正解と解説
正解:プロジェクト全体の所要期間を決定する、余裕日数がゼロの経路
論点:クリティカルパスとは何かを問う問題です。正解はイです。クリティカルパスは、プロジェクトの作業ネットワークにおいて、開始から終了までの所要期間が最も長い経路をいいます。この経路上の作業が1日遅れると、原則としてプロジェクト全体の完了も1日遅れます。
ポイント:クリティカルパス上の作業は余裕時間(フロート)がゼロである点が重要です。アの並行作業の経路、ウのリスク最大の経路、エのコスト最大の経路ではありません。軽い類題として、A→B→Dが10日、A→C→Dが12日なら、12日のA→C→Dがクリティカルパスになると押さえておくと迷いません。
余裕日数の考え方:各作業の余裕日数(トータルフロート)は「最遅開始日−最早開始日」で求められ、クリティカルパス上ではこの値が0になります。逆に余裕がある作業は、その範囲内なら遅れても全体の完了日に影響しません。日程短縮を図るときは、まずクリティカルパス上の作業を縮める必要があります。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア並行できる経路かどうかでは決まらない。
- ウリスクの高さでは決まらない。
- エコストでも決まらない。決め手は所要期間が最長で余裕ゼロであること。
この問題について
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