FUNDAMENTAL INFORMATION TECHNOLOGY ENGINEER
基本情報技術者の問題解説:RPO(Recovery Point Objective)の…
問題
RPO(Recovery Point Objective)の説明として適切なものはどれか。
- ア システムの年間稼働率の目標値
- イ 障害発生から復旧完了までの目標時間
- ウ 障害発生時にどの時点までのデータを復旧させるかの目標値(正解)
- エ データのバックアップを取得する間隔
出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目A範囲
正解と解説
正解:障害発生時にどの時点までのデータを復旧させるかの目標値
RPOとは:正解はウです。RPO(Recovery Point Objective:目標復旧時点)は、障害や災害が起きたときに「どの時点のデータまで戻せればよいか」を示す指標です。RPOが1時間なら、最大で1時間分のデータ損失を許容する設計という意味になります。
紛らわしい指標との区別:イはRTO(Recovery Time Objective:目標復旧時間)で、復旧完了までに許容される時間を表します。エのバックアップ間隔はRPOを満たすための手段の一つですが、RPOそのものではありません。アは稼働率の目標であり、RPOとは別の可用性指標です。
つまずきポイント:RPOとバックアップ間隔は混同しやすいですが、別物です。例えばバックアップを6時間ごとに取ると、障害が次の取得直前に起きた場合は最大6時間分のデータが失われます。つまりRPOを満たすには、バックアップ間隔をRPO以下にする必要がある、という関係になります。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア年間稼働率は可用性の指標。
- イ復旧完了までの目標時間はRTO。
- エバックアップ間隔はRPOを実現する手段で、定義そのものではない。
この問題について
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