FUNDAMENTAL INFORMATION TECHNOLOGY ENGINEER
基本情報技術者の問題解説:次のプログラムを実行したとき、戻り値はどれか。行・列番号は1から始まる。 整数型の二次元配列: m ← {{2, 5…
問題
次のプログラムを実行したとき、戻り値はどれか。行・列番号は1から始まる。
整数型の二次元配列: m ← {{2, 5, 1, 4}, {3, 1, 6, 2}, {7, 2, 1, 1}, {4, 4, 4, 4}}
整数型: r, c, s, count ← 0
for (r を 1 から 4 まで 1 ずつ増やす)
s ← 0
for (c を 1 から 4 まで 1 ずつ増やす)
if (c mod 2 = 1)
s ← s + m[r][c]
else
s ← s - m[r][c]
endif
endfor
if (s > 3)
count ← count + 1
endif
endfor
return count- ア 1
- イ 2(正解)
- ウ 3
- エ 4
出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目B範囲
正解と解説
正解:2
奇数列を足し、偶数列を引くため、単純な行合計ではありません。各行のsは、1行目 -6,2行目 6,3行目 5,4行目 0 になります。
sが3を超えるのは2行目と3行目だけなのでcountは2です。列の偶奇で符号が変わる点を見落とすと誤ります。
Hardでの確認点:二重ループでは、外側のiごとに内側のjがどこから始まり、breakでどこで止まるかを確認します。全組合せを数える問題なのか、各iで最初の1件だけ数える問題なのかで答えが大きく変わります。
このコードの正体:各行について「奇数列の和-偶数列の和」という交代和を計算し、その値が3を超えた行数を数えています。内側ループの直前にあるs←0が行ごとの初期化で、これを忘れて前の行のsを引き継ぐと結果が崩れます。計算量は行数×列数に比例し、本問では4×4=16回の加減算で求まります。
この問題について
公開問題・サンプル問題の形式、擬似言語記法、アルゴリズム読解・トレース・空欄補充・セキュリティ事例判断の傾向を参考にした独自問題です。本文・数値・選択肢は新規作成しています。
公式試験問題、公開問題、市販教材、外部問題サイトの問題文を転載・改題したものではありません。