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BOKI LEVEL 2

日商簿記2級の問題解説:決算において、満期保有目的債券(取得原価 ¥970,000、額面総…

第1問 仕訳 標準 boki2_p1_042

問題

決算において、満期保有目的債券(取得原価 ¥970,000、額面総額 ¥1,000,000、取得時から満期まで3年)について、額面金額との差額を償却原価法(定額法)により処理する。当期は取得後1年分である。

この問題は、選択肢から選ぶのではなく仕訳・数値を入力して解答する形式です。演習画面では勘定科目と金額を実際に入力して採点できます。

出典:オリジナル問題|参考:2級現行範囲・公開サンプル形式

正解と解説

正解:借方:満期保有目的債券 10,000円、貸方:有価証券利息 10,000円

償却原価法とは:額面より安く(または高く)買った社債は、満期までの各期に差額を少しずつ調整し、満期に帳簿価額が額面に一致するようにします。安く買った場合(割引発行)は、毎期その差額を利息として上乗せします。

  • 差額=額面 1,000,000−取得 970,000=30,000。これを3年で割ると当期分=30,000÷3=10,000
  • 帳簿価額を額面に近づけるため増やす → 借方:満期保有目的債券 10,000
  • 実質的な利息の増加 → 貸方:有価証券利息 10,000

間違えやすい点:相手科目は『有価証券評価益』ではなく有価証券利息。償却原価法による調整は、評価替えではなく利息の調整として扱います。

用語の整理:償却額を計上する「有価証券利息」は損益計算書では営業外収益に区分される収益です。額面より安く買った差額は満期まで保有して受け取る実質的な利息と考えるため、毎期の償却で帳簿価額を増やしつつ同額を利息として認識します。本問では1年目末の帳簿価額が980,000円となり、3年目末に1,000,000円(額面)へ一致します。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考:2級現行範囲・公開サンプル形式

商業簿記・工業簿記の現行範囲と出題傾向(満期保有目的債券の償却原価法(定額法))を参考にした独自作成問題です。公式問題やサンプル問題の文章・数値は使用していません。

公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。

参考範囲: 2022年度以降適用区分(2026年度試験適用)参考

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