BOKI LEVEL 2
日商簿記2級の問題解説:決算において、外貨建ての売掛金 1,000ドル(計上時の為替…
問題
決算において、外貨建ての売掛金 1,000ドル(計上時の為替相場 1ドル=¥145、帳簿価額 ¥145,000)を、決算日の為替相場 1ドル=¥148 で換算替えする。
この問題は、選択肢から選ぶのではなく仕訳・数値を入力して解答する形式です。演習画面では勘定科目と金額を実際に入力して採点できます。
出典:オリジナル問題|参考:2級現行範囲・公開サンプル形式
正解と解説
正解:借方:売掛金 3,000円、貸方:為替差益 3,000円
決算日に外貨建の債権・債務を換算し直す:外貨建ての売掛金・買掛金などの金銭債権債務は、決算日の為替相場で換算替えし、差額を為替差損益にします。
- 決算日の円換算額=1,000ドル×148=148,000
- 帳簿価額 145,000 との差 3,000 だけ売掛金を増やす → 借方:売掛金 3,000
- 円安により債権が増えた益 → 貸方:為替差益 3,000
区別したいところ:差額だけを調整します(148,000 を新たに計上し直すのではありません)。決算で換算替えするのは金銭債権債務で、前払金・前受金などは換算替えしません。
貸借の確認:左右ともに 3,000 円で貸借が一致しています。
つまずきポイント:差損益の方向は「債権か債務か」と「円安か円高か」の組み合わせで決まります。本問は売掛金(債権)で円安(145→148)のため、回収できる円が増えて為替差益になります。逆に買掛金(債務)で円安なら支払額が増えて為替差損、債権で円高なら為替差損です。レートの上下だけで判断しないのがコツです。
この問題について
商業簿記・工業簿記の現行範囲と出題傾向(決算時の換算替え(外貨建売掛金・差益))を参考にした独自作成問題です。公式問題やサンプル問題の文章・数値は使用していません。
公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。