BOKI LEVEL 2
日商簿記2級の問題解説:決算において、外貨建ての買掛金 2,000ドル(計上時の為替…
問題
決算において、外貨建ての買掛金 2,000ドル(計上時の為替相場 1ドル=¥140、帳簿価額 ¥280,000)を、決算日の為替相場 1ドル=¥150 で換算替えする。
この問題は、選択肢から選ぶのではなく仕訳・数値を入力して解答する形式です。演習画面では勘定科目と金額を実際に入力して採点できます。
出典:オリジナル問題|参考:2級現行範囲・公開サンプル形式
正解と解説
正解:借方:為替差損 20,000円、貸方:買掛金 20,000円
債務が増える換算替えは差損:買掛金(債務)を決算日レートで換算し直します。
- 決算日の円換算額=2,000ドル×150=300,000
- 帳簿 280,000 との差 20,000 だけ買掛金を増やす → 貸方:買掛金 20,000
- 円安で支払う見込み額が増えた損 → 借方:為替差損 20,000
間違えやすい点:債務(買掛金)が円安で増えると『為替差損』。債権(売掛金)が円安で増えると『為替差益』。向きを取り違えないこと。
貸借の確認:左右ともに 20,000 円で貸借が一致しています。
用語の整理:買掛金や売掛金などの貨幣項目は、決算日の為替相場(CR)で換算し直すのが原則です。換算差額として生じる為替差損益は損益計算書の営業外費用・営業外収益に計上され、純額で表示します。本問の為替差損 20,000 円もこの営業外費用に含めます。
この問題について
商業簿記・工業簿記の現行範囲と出題傾向(決算時の換算替え(外貨建買掛金・差損))を参考にした独自作成問題です。公式問題やサンプル問題の文章・数値は使用していません。
公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。