BOKI LEVEL 3
日商簿記3級の問題解説:X7年10月中の取引について、答案用紙に示された補助簿の欄に…
問題
X7年10月中の取引について、答案用紙に示された補助簿の欄に○印を記入しなさい。該当する補助簿が1つもない場合は「該当なし」と入力すること。
- 10/3 営業用自動車を売却し、代金は月末に受け取ることとした。
- 10/11 商品380,000円を仕入れ、80,000円は現金で支払い、残額は掛けとした。
- 10/23 商品550,000円を売り上げ、250,000円は得意先振出しの約束手形で受け取り、残額は掛けとした。
- 10/31 借方に計上していた現金過不足10,000円のうち8,000円は旅費交通費の記入漏れであり、残額は不明である。
この問題は、選択肢から選ぶのではなく仕訳・数値を入力して解答する形式です。演習画面では勘定科目と金額を実際に入力して採点できます。
正解と解説
正解:現金出納帳(1):-/仕入帳(1):-/売上帳(1):-/売掛金元帳(1):-/買掛金元帳(1):-/受取手形記入帳(1):-/該当なし(1):該当なし/現金出納帳(2):○/仕入帳(2):○/売上帳(2):-/売掛金元帳(2):-/買掛金元帳(2):○/受取手形記入帳(2):-/該当なし(2):-/現金出納帳(3):-/仕入帳(3):-/売上帳(3):○/売掛金元帳(3):○/買掛金元帳(3):-/受取手形記入帳(3):○/該当なし(3):-/現金出納帳(4):-/仕入帳(4):-/売上帳(4):-/売掛金元帳(4):-/買掛金元帳(4):-/受取手形記入帳(4):-/該当なし(4):該当なし
補助簿は、取引の性質に応じて記入する帳簿が変わります。営業用自動車の売却は商品売買ではなく、現金収入もまだ発生していないため、示された補助簿には該当しません。商品を仕入れ、一部を現金で支払い、残額を掛けとした場合は、現金出納帳、仕入帳、買掛金元帳に関係します。商品を売り上げ、一部を受取手形、残額を掛けとした場合は、売上帳、売掛金元帳、受取手形記入帳に関係します。現金過不足の原因判明は、示された補助簿ではなく総勘定元帳上の修正仕訳で処理します。
この形式は第2問で出やすいです。仕訳を頭の中で作り、その仕訳に含まれる現金、商品売買、掛け、手形などがどの補助簿に対応するかを確認します。
解き方のコツ:補助簿は「仕訳に出てくる科目・取引が、その帳簿の対象か」を1つずつ照合すると確実です。注意したいのは、自動車売却の代金未収は売掛金ではなく未収入金なので売掛金元帳に○がつかない点と、現金過不足の原因整理は総勘定元帳での振替であり補助簿には記入しない点です。掛けの相手が仕入か売上かで買掛金元帳と売掛金元帳を取り違えないようにしましょう。
この問題について
公式サンプル問題に見られる第1問・第2問・第3問の出題形式を参考にした独自作成問題です。文章・数値・設問は独自に作成しています。
公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。形式・論点のみを参考にした独自作成問題です。