FUNDAMENTAL INFORMATION TECHNOLOGY ENGINEER
基本情報技術者の問題解説:キャッシュメモリのヒット率が40%、キャッシュアクセス時間が…
問題
キャッシュメモリのヒット率が40%、キャッシュアクセス時間が10ns、主記憶アクセス時間が150nsである。実効アクセス時間に最も近いものはどれか。
- ア 104.0
- イ 99.0
- ウ 94.0(正解)
- エ 89.0
出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目A範囲
正解と解説
正解:94.0
考え方:この問題は、キャッシュの実効アクセス時間を確率で重み付けして求める論点です。ヒット率40%なので、ミス率は60%になります。実効アクセス時間は、ヒット時の10nsとミス時の150nsを確率で重み付けして、0.40×10 + 0.60×150 = 4 + 90 = 94.0ns となります。
誤答の見分け方:99.0や104.0はヒット率・ミス率の取り違えや余分な加算で出やすい値です。89.0は主記憶側の重みを小さく見積もった可能性があります。
押さえるポイント:実効値は「起こる確率×そのときの時間」の合計で求めます。ヒット率が低い今回は、答えがキャッシュ時間10nsより主記憶時間150nsにかなり寄る、と意識しておくと迷いません。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア104.0は余分に足したような値。式に出てくる項は2つだけ。
- イ99.0は重みの取り違えで出る値。0.40×10+0.60×150=94が正しい配分。
- エ89.0はミス側の重みを小さく見積もった値。ミス率は60%もある。
この問題について
IPAが公開するシラバス・試験範囲・公開問題の出題形式を参考にした独自作成問題。公式問題・過去問題の転載ではありません。
公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載したものではありません。