FUNDAMENTAL INFORMATION TECHNOLOGY ENGINEER
基本情報技術者の問題解説:正規化の目的として適切なものはどれか。
問題
正規化の目的として適切なものはどれか。
- ア 検索速度を向上させるためにインデックスを作成する
- イ テーブル間のJOIN処理を高速化する
- ウ データの冗長性を排除し更新時の矛盾を防止する(正解)
- エ データを暗号化してセキュリティを向上させる
出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目A範囲
正解と解説
正解:データの冗長性を排除し更新時の矛盾を防止する
論点:正規化の目的は、表の構造を整理してデータの重複を減らし、更新時の矛盾や異常を防ぐことです。同じ情報を複数箇所に持つと、片方だけを更新して不整合が起きるため、表を適切に分割して関係を持たせます。
誤りやすい選択肢:インデックス作成やJOIN高速化は性能面の話であり、正規化の主目的ではありません。暗号化もセキュリティ対策です。軽い類題として、「挿入異常・更新異常・削除異常を防ぐ」とあれば正規化を選ぶと覚えておきましょう。
具体例:顧客名と注文を1つの表に持つと、同じ顧客の注文を複数登録するたび顧客名が重複し、改名時に全行を直さないと不整合になります(更新異常)。顧客表と注文表に分ければ、顧客名は1か所だけになり矛盾を防げます。
他の選択肢はなぜ違う?
- アインデックス作成は性能設計の話。正規化の目的ではない。
- イJOINの高速化も性能面の話。正規化はむしろ表を分けてJOINを増やすことがある。
- エ暗号化はセキュリティ対策で、表の構造整理とは無関係。
この問題について
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