BOKI LEVEL 2
日商簿記2級の問題解説
問題
決算において、備品(取得原価 ¥500,000、期首の減価償却累計額 ¥200,000、耐用年数5年)の減価償却を 200%定率法 により間接法で計上する。
出典:オリジナル問題|参考:2級現行範囲・公開サンプル形式
正解と解説
正解:借方: 減価償却費 120000、貸方: 備品減価償却累計額 120000
200%定率法とは:定額法の償却率(1÷耐用年数)を2倍した率を、その年の期首帳簿価額(未償却残高)に掛けて計算する方法です。最初の年ほど多く償却されます。
- 償却率=(1÷5年)×200%=0.4
- 期首帳簿価額=取得 500,000−累計 200,000=300,000
- 当期償却費=300,000×0.4=120,000 → 借方:減価償却費 120,000
- 間接法なので資産から直接引かず累計額で → 貸方:備品減価償却累計額 120,000
ここに注意:定率法は『取得原価』ではなく『期首帳簿価額(取得原価−既償却額)』に率を掛けます。取得原価に掛けると誤りです。
貸借の確認:借方合計 120,000 円 = 貸方合計 120,000 円 で一致します。
この問題について
商業簿記・工業簿記の現行範囲と出題傾向(減価償却(200%定率法))を参考にした独自作成問題です。公式問題やサンプル問題の文章・数値は使用していません。
公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。