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BOKI LEVEL 2

日商簿記2級の問題解説

第1問 仕訳 難しい boki2_p1_109

問題

決算において、その他有価証券(取得原価 ¥300,000)の時価が ¥330,000 となった。全部純資産直入法を採用し、税効果会計(法定実効税率 30%)を適用する。

出典:オリジナル問題|参考:2級現行範囲・公開サンプル形式

正解と解説

正解:借方: その他有価証券 30000、貸方: 繰延税金負債 9000 / その他有価証券評価差額金 21000

評価差額に対する税効果(純資産項目):その他有価証券の評価差益は純資産(評価差額金)に計上しますが、これも将来売却すれば課税される一時差異です。評価差額に対応する税金部分を繰延税金負債として分け、残りを評価差額金にします。損益を通さないため、調整も純資産側で行います。

  • 評価差益=330,000−300,000=30,000 → 借方:その他有価証券 30,000
  • 税金相当=30,000×30%=9,000 → 貸方:繰延税金負債 9,000
  • 差引き=30,000−9,000=21,000 → 貸方:その他有価証券評価差額金 21,000

借方 30,000=貸方(9,000+21,000)。

ここに注意:この税効果は『法人税等調整額(損益)』ではなく純資産(評価差額金)から控除します。評価差益は損益を通さないためです。

貸借の確認:借方合計 30,000 円 = 貸方合計 30,000 円 で一致します。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考:2級現行範囲・公開サンプル形式

商業簿記・工業簿記の現行範囲と出題傾向(税効果会計(その他有価証券評価差額金))を参考にした独自作成問題です。公式問題やサンプル問題の文章・数値は使用していません。

公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。

参考範囲: 2022年度以降適用区分(2026年度試験適用)参考

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