BOKI LEVEL 3
日商簿記3級の問題解説
問題
定額資金前渡制度による小口現金出納帳の読み取り問題である。小口現金の定額は 72,000円、当月の支払は交通費 6,100円、消耗品費 4,320円、通信費 2,940円、雑費 2,220円 であった。月末に不足分を補給する。空欄を埋めなさい。
出典:オリジナル問題|参考:2026年度現行範囲・公開サンプル形式
正解と解説
正解:spent: 15580、remaining: 56420、replenish: 15580、imprest: 72000
解き方のポイント:小口現金出納帳では、支払合計・補給前残高・補給額・補給後残高の関係を読み取ります。定額資金前渡制度では、使った分だけ補給して定額へ戻します。
- 問題文に示された金額を、収益・費用・資産・負債のどの項目に関係するかに分ける。
- 表の各空欄が「途中計算」なのか「最終表示額」なのかを確認する。第2問・第3問では、途中計算を飛ばすと連鎖的に失点しやすい。
- 本問の空欄は次の値になる。
- spent:15,580円
- remaining:56,420円
- replenish:15,580円
- imprest:72,000円
- 最後に、合計関係を確認する。商品有高帳なら数量の流れ、勘定記入なら借方・貸方、財務諸表なら資産・負債・純資産と損益のつながりを確認する。
間違えやすい点:補給額を「補給後残高」と混同しないことが重要です。補給額は原則として当月支払合計と一致します。
本試験での使い方:第2問は深追いしすぎず、取れる空欄を確実に取る。第3問は35点配点なので、売上原価・貸倒引当金・減価償却・経過勘定の定番処理を優先して埋める。
この問題について
2026年度の現行範囲、3問構成、配点、第1問仕訳・第2問帳簿記入/補助簿・第3問決算総合という出題傾向を参考にした独自作成問題です。公式問題やサンプル問題の文章・数値は使用していません。
公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。