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BOKI LEVEL 3

日商簿記3級の問題解説

第2問 帳簿・補助簿 難しい boki3_v85_t001

問題

次の文章の( )内にあてはまる最も適切な語句を、ア〜オの記号で答えなさい。

選択肢:ア 貸倒引当金 イ 貸倒引当金繰入 ウ 貸倒引当金戻入 エ 貸倒損失 オ 償却債権取立益

  1. 当期中の売上に対する売掛金が貸倒れになった場合、貸倒れ額を売掛金勘定から減額するとともに(①)勘定で処理する。
  2. 期末に売掛金の期末残高に対して貸倒見積額を差額補充法で設定する場合、不足額を(②)として処理する。
  3. 前期に貸倒処理した売掛金を当期に回収した場合、回収額を(③)として処理する。
  4. 貸倒引当金の設定額より期末に必要な額が少ない場合、その差額は(④)として処理する。
出典:オリジナル問題|参考:簿記3級第2問/第3問・表入力形式

正解と解説

正解:a1: エ、a2: イ、a3: オ、a4: ウ

①は当期中に発生した売掛金が貸倒れになったケースである。この場合、すでに設定してある貸倒引当金を使うのではなく、当期の損失として貸倒損失で処理する。②は期末に売掛金残高に対して将来の貸倒見積額を設定する処理であり、不足額を貸倒引当金繰入として費用計上する。③は前期以前に貸倒処理済みの債権を当期に回収したケースなので、通常の売掛金回収ではなく償却債権取立益として収益処理する。④は差額補充法で必要額が既存の貸倒引当金残高より少ないケースで、過大な部分を貸倒引当金戻入として収益に戻す。

本試験では、同じ「貸倒」でも、発生年度と処理目的によって科目が変わる点が狙われる。判断手順は、まず「当期発生の売掛金か、前期以前に貸倒処理済みか」を分ける。次に「実際に貸倒れたのか、期末に見積もるだけなのか」を分ける。さらに差額補充法では、必要額が増えれば貸倒引当金繰入、減れば貸倒引当金戻入になる。科目名が似ているため、暗記だけでなく、費用・収益・評価性引当金のどれにあたるかを意識して解くと安定する。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考:簿記3級第2問/第3問・表入力形式

公式サンプル問題に見られる第1問・第2問・第3問の出題形式を参考にした独自作成問題です。文章・数値・設問は独自に作成しています。

公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。形式・論点のみを参考にした独自作成問題です。

参考範囲: 2026年度現行範囲(2019年改定後・2022年度以降適用区分)参考

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