FUNDAMENTAL INFORMATION TECHNOLOGY ENGINEER
基本情報技術者の問題解説:公開鍵暗号方式で暗号文を送る場合に使用する鍵はどれか。
問題
公開鍵暗号方式で暗号文を送る場合に使用する鍵はどれか。
- ア 送信者の秘密鍵
- イ 送信者の公開鍵
- ウ 受信者の公開鍵(正解)
- エ 受信者の秘密鍵
出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目A範囲
正解と解説
正解:受信者の公開鍵
論点:公開鍵暗号方式で暗号文を送るときは、受信者の公開鍵で暗号化します。公開鍵は広く配布できますが、それに対応する秘密鍵は受信者本人だけが持つため、暗号文を復号できるのは受信者に限られます。
ポイント:送信者の秘密鍵を使う場面は、主にデジタル署名です。この問題では「暗号文を送る」ことが目的なので、署名ではなく秘匿のための鍵の組合せを選びます。暗号化は受信者の公開鍵、復号は受信者の秘密鍵、とセットで覚えておくと迷いません。
実務での使われ方:公開鍵暗号は計算負荷が高く、長い本文をそのまま暗号化すると処理が遅くなります。そのため実際の通信では、本文は高速な共通鍵で暗号化し、その共通鍵だけを受信者の公開鍵で暗号化して渡す「ハイブリッド暗号方式」が一般的です。両者の長所を組み合わせています。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア送信者の秘密鍵は署名用。秘匿のための暗号化には使わない。
- イ送信者の公開鍵で暗号化すると、受信者が復号できない。
- エ受信者の秘密鍵は復号に使う鍵。暗号化には対になる公開鍵を使う。
この問題について
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