FUNDAMENTAL INFORMATION TECHNOLOGY ENGINEER
基本情報技術者の問題解説:ガベージコレクションの説明はどれか。
問題
ガベージコレクションの説明はどれか。
- ア ディスクの断片化を解消する処理
- イ ネットワークのパケットロスを検出する仕組み
- ウ プログラムが使用しなくなったメモリ領域を自動的に解放する仕組み(正解)
- エ 不要なファイルを自動削除するユーティリティ
出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目A範囲
正解と解説
正解:プログラムが使用しなくなったメモリ領域を自動的に解放する仕組み
ガベージコレクションとは:正解はウです。ガベージコレクションは、プログラムが確保したメモリのうち、どこからも参照されなくなった不要な領域を自動的に見つけて解放する仕組みです。Java、Python、Goなどでは、開発者が明示的に解放処理を書かなくても、実行環境が不要メモリを回収してくれます。
注意点と他の選択肢:ただしGCがあっても、不要なオブジェクトへの参照を保持し続ければメモリは解放されにくくなります。アはディスクのデフラグ、イはネットワーク監視、エは不要ファイル削除の説明です。GCは「メモリ上の不要なオブジェクトを掃除する仕組み」と捉えておくとよいでしょう。
仕組み:GCは「GCルート(変数や静的フィールドなど)からたどれるか」で生死を判定します。代表的なマークアンドスイープ方式では、まずルートから参照を辿れるオブジェクトに印を付け(マーク)、印の付かなかった到達不能なオブジェクトを解放します(スイープ)。循環参照していても、ルートから到達できなければ回収できる点が参照カウント方式との違いです。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア断片化の解消はデフラグ。
- イパケットロスの検出はネットワークの話。
- エファイルの自動削除はクリーナーツールの話。GCの対象はメモリ。
この問題について
IPAが公開するシラバス・試験範囲・公開問題の出題形式を参考にした独自作成問題。公式問題・過去問題の転載ではありません。
公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載したものではありません。