FE SUBJECT A
基本情報技術者 科目Aの問題解説:OSのファイルシステムにおけるジャーナリングの目的はどれか。
問題
OSのファイルシステムにおけるジャーナリングの目的はどれか。
- ア ディスクのアクセス速度を向上させること
- イ ファイルの圧縮率を向上させること
- ウ ファイルの暗号化を行うこと
- エ 障害発生時にファイルシステムの整合性を迅速に回復すること(正解)
出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目A範囲
正解と解説
正解:障害発生時にファイルシステムの整合性を迅速に回復すること
ジャーナリングとは:正解はエです。ジャーナリングは、ファイルシステムへの変更内容や変更予定をログとして記録しておき、障害が発生したときにそのログを使って整合性を回復しやすくする仕組みです。突然の電源断などで書込みが中断されても、どこまで処理したかを追跡しやすくなります。
目的と覚え方:目的は障害後の回復を速くし、ファイルシステムの破損を防ぐことです。アのアクセス速度向上、イの圧縮率向上、ウの暗号化はジャーナリングの主目的ではありません。ext4やNTFSなどで採用される代表的な信頼性向上機能として覚えておくと迷いません。
なぜ速く回復できるか:従来は障害後にディスク全体を走査して不整合を探す必要があり時間がかかりました。ジャーナリングではログ(ジャーナル)に記録した未完了の変更だけを確認し、完了済みは反映、中途半端なものは破棄するため、点検範囲が狭く回復が短時間で済みます。
他の選択肢はなぜ違う?
- アアクセス速度の向上が目的ではない。
- イ圧縮率も無関係。
- ウ暗号化の仕組みでもない。変更ログによる整合性回復が目的。
この問題について
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