「データ構造及びアルゴリズム」は、配列・スタック・キュー・木・グラフ・ハッシュ表といった基本的なデータ構造と、整列(挿入ソート・選択ソートなど)や探索(線形探索・二分探索)、再帰、グラフ探索(深さ優先・幅優先)などの代表的なアルゴリズムを扱う分野です。あわせて、累積和・スライディングウィンドウ・二ポインタ・動的計画法・貪欲法といった、配列やループを使った典型的な解法パターンも問われます。
基本情報技術者試験の科目Bでは、この分野が中心的な位置づけにあり、出題の多くは擬似言語(疑似コード)で書かれたプログラムを読み解く形式です。与えられたコードを1行ずつ追いかけ、変数や配列の値がどう変化するかをトレースして戻り値を求める問題が多く、用語の暗記よりも「正確に処理を追う力」が重視されます。
学習のコツは、紙やメモの上で変数の値の変化を表にして丁寧に追う練習を重ねることです。ループの開始・終了条件、break で抜けるタイミング、配列の要素番号が1から始まる点、添字のずれなどが、つまずきやすく誤答を誘う典型ポイントです。スタックやキューの出し入れの順序、再帰の呼び出しと戻りの流れも、図に描いて整理すると理解が安定します。