FE SUBJECT A
基本情報技術者 科目Aの問題解説:ITILにおける問題管理とインシデント管理の関係として適切な…
問題
ITILにおける問題管理とインシデント管理の関係として適切なものはどれか。
- ア インシデント管理は問題管理の後に実施される
- イ インシデント管理は迅速な復旧を目指し、問題管理は根本原因の究明と再発防止を目指す(正解)
- ウ インシデント管理と問題管理は同一のプロセスである
- エ 問題管理は一時的な回避策の実施を目指す
出典:オリジナル問題|参考範囲:試験要綱Ver.5.5 / FEシラバスVer.9.2 科目A範囲
正解と解説
正解:インシデント管理は迅速な復旧を目指し、問題管理は根本原因の究明と再発防止を目指す
2つのプロセスの違い:正解はイです。インシデント管理は、サービス障害や品質低下が起きたときに迅速な復旧を目指すプロセスです。一方、問題管理は、インシデントの根本原因を特定し、恒久対策や再発防止を行うプロセスです。
具体例で押さえる:両者は関連しますが目的が違います。例えばWebサイトが停止した場合、まず代替サーバへ切り替えてサービスを戻すのがインシデント管理で、その後に停止原因を調べて再発防止策を実施するのが問題管理です。ア、ウ、エはいずれも両者の関係を正しく表していません。
関連用語との違い:問題管理で根本原因が特定され、まだ恒久対策が済んでいない問題は「既知のエラー(Known Error)」として記録します。これにより同種のインシデントが再発した際、登録済みの回避策(ワークアラウンド)で素早く復旧でき、インシデント管理の効率が高まります。エの回避策はあくまで補助的手段で、問題管理の主目的ではありません。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア実施順序が固定されているわけではない。並行することもある。
- ウ同一プロセスではない。目的が違う。
- エ一時的な回避策はインシデント管理側の手段。問題管理は恒久対策を目指す。
この問題について
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