TAKKEN
宅地建物取引士の問題解説
問題
不動産の表示に関する公正競争規約における用語の定義に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- ア 「中古住宅」とは、建築後5年を経過した一戸建て住宅をいい、建築後5年未満であれば居住の用に供されていても中古住宅には当たらない。
- イ 「ダイニング・キッチン(DK)」とは、台所と居間が一体となった部屋であって、その広さ・形状等にかかわらず自由に表示することができる。
- ウ 「マンション」とは、鉄筋コンクリート造その他堅固な建物であって、一棟の建物が共用部分を有し、専有部分が独立して住居等の用途に供されるものをいう。
- エ 「新築」とは、建築後3年未満の建物であって、居住の用に供されたことがあるかどうかを問わないものをいう。
出典:オリジナル問題|参考範囲:独立行政法人住宅金融支援機構法・不当景品類及び不当表示防止法・不動産の表示に関する公正競争規約(2026年4月1日現在施行の法令)、土地・建物に関する一般的な技術的知見、国土交通省等の公表資料、不動産適正取引推進機構の試験要綱・出題範囲
正解と解説
正解:「マンション」とは、鉄筋コンクリート造その他堅固な建物であって、一棟の建物が共用部分を有し、専有部分が独立して住居等の用途に供されるものをいう。
解説:表示規約では、用語の意味があいまいだと買主が誤認するため、主要な用語が定義されています。「マンション」は堅固な構造で、共用部分を有し専有部分が独立して住居等に供される建物を指します。「新築」は建築後1年未満であって、かつ居住の用に供されたことがないものに限られ、年数や入居の有無を問わないとする説明は誤りです。たとえば一度でも人が住めば、たとえ1年未満でも「新築」とは呼べません。「中古住宅」は、建築後1年以上経過し、または居住の用に供されたことがある一戸建て住宅をいいます。「ダイニング・キッチン」などの呼称は、居室の広さの目安など一定の基準を満たして初めて表示でき、自由に表示できるわけではありません。
ひっかけ注意:「新築=1年未満かつ未入居」を基準に、年数や入居の有無を問わないとする肢、用途・広さの基準を無視して自由に表示できるとする肢を誤りと見抜きます。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア<p>誤りです。中古住宅は、建築後1年以上経過し、または居住の用に供されたことがある住宅をいい、年数だけで5年を基準とするものではありません。</p>
- イ<p>誤りです。DK等の呼称は、居室との位置関係や広さの目安など一定の基準を満たす場合に表示でき、自由に表示できるわけではありません。</p>
- エ<p>誤りです。「新築」は建築後1年未満であって、かつ居住の用に供されたことがないものに限られます。3年未満で入居の有無を問わないとするのは誤りです。</p>
この問題について
各法令の条文と試験範囲を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
不動産適正取引推進機構の過去問題は無断転載が禁止されているため、本問は条文・制度に基づく独自問題として作成しています。