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TAKKEN

宅地建物取引士の問題解説

免除対象 標準 takken_menjo_030

問題

丘陵地・台地・段丘の縁辺部における宅地の安全性に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

  1. 台地・段丘の縁辺部は、周囲より高く乾燥しているため、低地に比べて地震の揺れが大きく増幅される。
  2. 台地・段丘の縁辺部は急斜面となっていることが多く、豪雨や地震の際にがけ崩れを起こすおそれがあるので、宅地化には注意を要する。
  3. 段丘の縁辺部に古い土砂崩れの跡がある斜面は、いったん崩れた土が締め固まっているため、再び崩れることはない。
  4. 丘陵地や台地の縁辺部は、地盤が固いので豪雨時でもがけ崩れが起こるおそれはほとんどない。
出典:オリジナル問題|参考範囲:独立行政法人住宅金融支援機構法・不当景品類及び不当表示防止法・不動産の表示に関する公正競争規約(2026年4月1日現在施行の法令)、土地・建物に関する一般的な技術的知見、国土交通省等の公表資料、不動産適正取引推進機構の試験要綱・出題範囲

正解と解説

正解:台地・段丘の縁辺部は急斜面となっていることが多く、豪雨や地震の際にがけ崩れを起こすおそれがあるので、宅地化には注意を要する。

解説:宅地に向くかどうかは、同じ地形でも「平坦面」と「縁」で分けて見るのがコツです。台地・段丘の縁辺部は、川などの侵食によって急斜面(がけ)になっていることが多く、豪雨時の表流水や地震動によってがけ崩れを起こすおそれがあります。台地・段丘の平坦面そのものは地盤が安定して宅地に適しますが、その縁(へり)の急斜面部分は注意が必要です。過去に崩れた跡のある斜面はゆるんだ土砂が残って再び崩れやすく、固い地盤だから崩れないとはいえません。

この問題の見方:「台地・段丘の平坦面=良好/その縁辺部の急斜面=がけ崩れ注意」と整理すると迷いません。乾いた台地で揺れが大きく増幅される、崩れた跡は締まって安全、固い地盤なので崩れない、といった記述は誤りです。

他の選択肢はなぜ違う?

  • 高く乾燥した台地・段丘は、一般に軟弱な低地より地震の揺れが増幅されにくく、揺れが大きくなるとする記述は誤りです。
  • 過去に崩れた斜面はゆるんだ土砂が残り、むしろ再崩壊しやすい不安定地で、『再び崩れることはない』は誤りです。
  • 縁辺部は侵食による急斜面が多く、豪雨時にはがけ崩れのおそれがあるため『起こるおそれがほとんどない』は誤りです。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考範囲:独立行政法人住宅金融支援機構法・不当景品類及び不当表示防止法・不動産の表示に関する公正競争規約(2026年4月1日現在施行の法令)、土地・建物に関する一般的な技術的知見、国土交通省等の公表資料、不動産適正取引推進機構の試験要綱・出題範囲

各法令の条文と試験範囲を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。

不動産適正取引推進機構の過去問題は無断転載が禁止されているため、本問は条文・制度に基づく独自問題として作成しています。

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