TAKKEN
宅地建物取引士の問題解説
問題
地形図の等高線から読み取れる土地の性質に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- ア 等高線が高い方へ向かって張り出している(凸になっている)部分は、尾根(山の峰)を表している。
- イ 等高線は、その土地の傾斜の向きや急緩を示すものではなく、地表の水はけだけを表す線である。
- ウ 等高線の間隔が広い部分は傾斜が急で、間隔が狭い部分は傾斜が緩やかであることを示している。
- エ 等高線の間隔が密(狭い)な部分は傾斜が急であることを示し、急斜面ではがけ崩れなどに注意を要する。
出典:オリジナル問題|参考範囲:独立行政法人住宅金融支援機構法・不当景品類及び不当表示防止法・不動産の表示に関する公正競争規約(2026年4月1日現在施行の法令)、土地・建物に関する一般的な技術的知見、国土交通省等の公表資料、不動産適正取引推進機構の試験要綱・出題範囲
正解と解説
正解:等高線の間隔が密(狭い)な部分は傾斜が急であることを示し、急斜面ではがけ崩れなどに注意を要する。
解説:等高線は、地図の上で土地の起伏を読み取るための線です。地形図の等高線は、同じ標高を結んだ線です。間隔が狭い(密な)ほど傾斜が急で、広いほど傾斜が緩やかです。急斜面ではがけ崩れや土砂災害のおそれがあり、宅地化には注意を要します。また、等高線が標高の高い方へ張り出している部分は谷、低い方へ張り出している部分は尾根を表し、等高線は傾斜の向きや急緩を読み取るための線です。
この問題の見方:「間隔が狭い=急、広い=緩やか」「高い方へ張り出す=谷、低い方へ張り出す=尾根」と整理すると迷いません。間隔が広いと急、水はけだけを表す、高い方への張り出しを尾根、といった記述は誤りです。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア等高線が高い方へ張り出している部分は周囲より低い谷を表し、尾根は低い方へ張り出すので、尾根とする記述は誤りです。
- イ等高線は傾斜の向きや急緩を読み取るための線であり、『水はけだけを表す』とする記述は誤りです。
- ウ等高線の間隔が広い部分は傾斜が緩やか、狭い部分は傾斜が急であり、急緩の対応が逆になっているため誤りです。
この問題について
各法令の条文と試験範囲を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
不動産適正取引推進機構の過去問題は無断転載が禁止されているため、本問は条文・制度に基づく独自問題として作成しています。