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BOKI LEVEL 2

日商簿記2級の問題解説

第3問 決算・財務諸表 難しい boki2_p3_105

問題

次の[残高試算表]と[決算整理事項]にもとづき、8桁精算表の損益計算書欄・貸借対照表欄の各金額を求めなさい(単位:円)。会計期間は1年。

[残高試算表(一部)](借方)現金 300,000・売掛金 500,000・繰越商品 200,000・建物 2,000,000・仕入 1,500,000・給料 400,000・保険料 60,000/(貸方)貸倒引当金 4,000・建物減価償却累計額 360,000・資本金 2,000,000・繰越利益剰余金 196,000・売上 2,400,000。

[決算整理事項]
1. 期末商品棚卸高 250,000(売上原価は仕入の行で計算する)。
2. 売掛金の期末残高に2%の貸倒れを差額補充法で見積もる。
3. 建物について定額法(耐用年数20年・残存ゼロ)で減価償却を行う(当期 100,000)。
4. 保険料のうち 20,000 は次期分の前払いである。

出典:オリジナル問題|参考:2級現行範囲・公開サンプル形式

正解と解説

正解:cogs: 1450000、kurikoshi: 250000、kyuryo: 400000、hoken: 40000、maebarai: 20000、kurire: 6000、kashi: 10000、dep: 100000、ruikei: 460000、uriage: 2400000、ni: 404000

8桁精算表は『残高試算表+修正記入=損益計算書欄/貸借対照表欄』。決算整理を各勘定に反映して、最後に当期純利益で貸借を締めます。

  • 仕入(売上原価)=期首商品200,000+仕入1,500,000−期末商品250,000=1,450,000(P/L)。繰越商品は期末250,000がB/Sへ。
  • 貸倒引当金繰入=売掛金500,000×2%(=10,000)−残高4,000=6,000(P/L)。貸倒引当金はB/Sに10,000。
  • 減価償却費=100,000(P/L)。建物減価償却累計額=360,000+100,000=460,000(B/S)。
  • 保険料=60,000−前払20,000=40,000(P/L)。前払保険料20,000はB/S(資産)。
  • 当期純利益=売上2,400,000−費用合計(1,450,000+400,000+40,000+6,000+100,000=1,996,000)=404,000。これがB/Sの繰越利益剰余金に加わり、貸借(借方3,070,000=貸方2,666,000+利益404,000)が一致します。

ここに注意:前払・未払(経過勘定)と貸倒繰入・減価償却の“相手科目”がP/L欄かB/S欄かを取り違えないこと。当期純利益はP/L欄では借方、B/S欄では貸方(繰越利益剰余金に上乗せ)に同額が入ります。

この問題について

出典:オリジナル問題|参考:2級現行範囲・公開サンプル形式

商業簿記・工業簿記の現行範囲と出題傾向(精算表(8桁)の完成)を参考にした独自作成問題です。公式問題やサンプル問題の文章・数値は使用していません。

公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。

参考範囲: 2022年度以降適用区分(2026年度試験適用)参考

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