TAKKEN
宅地建物取引士の問題解説
問題
不動産の表示に関する公正競争規約に基づく広告表示に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- ア 宅地の販売価格は、1区画当たりの価格ではなく、必ず1㎡当たりの単価で表示しなければならない。
- イ 完成予想図である旨を明示すれば、現に存在しない施設をあたかも存在するかのように描いてもよい。
- ウ 建物の面積は、メートル法により表示し、1㎡未満の数値は切り捨てて表示することができる。
- エ 団地(一団の宅地又は建物)と駅その他の施設との間の距離は、最も近い区画を基準に表示すればよい。
出典:オリジナル問題|参考範囲:独立行政法人住宅金融支援機構法・不当景品類及び不当表示防止法・不動産の表示に関する公正競争規約(2026年4月1日現在施行の法令)、土地・建物に関する一般的な技術的知見、国土交通省等の公表資料、不動産適正取引推進機構の試験要綱・出題範囲
正解と解説
正解:建物の面積は、メートル法により表示し、1㎡未満の数値は切り捨てて表示することができる。
解説:広告を見た人が物件のイメージを正しくつかめるようにするための表示ルールです。面積はメートル法で表示し、1㎡未満の端数は切り捨てて表示できます。団地と駅などの施設との距離は、最も近い区画ではなく、それぞれの施設ごとに、団地内の各区画から最も近い当該施設までの距離のうち最も遠いものと最も近いものを表示します。つまり「いちばん遠い区画といちばん近い区画の両方」を示すイメージです。宅地の価格は1区画当たりの価格で表示するのが原則です。完成予想図は、その旨を明示しても、現に存在しない施設等を存在するかのように描くことはできません。
この問題の見方:「面積は1㎡未満切り捨て可」「距離は各区画から最遠・最近を表示」「完成予想図でも虚偽の施設は不可」と押さえておくと迷いません。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア宅地の価格は、原則として1区画当たりの価格で表示します。
- イ完成予想図でも、現に存在しない施設等を存在するかのように描くことはできません。
- エ団地と施設の距離は、各区画から最も遠いものと最も近いものを表示します。最も近い区画だけを基準にはしません。
この問題について
各法令の条文と試験範囲を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
不動産適正取引推進機構の過去問題は無断転載が禁止されているため、本問は条文・制度に基づく独自問題として作成しています。