BOKI LEVEL 2
日商簿記2級の問題解説:当工場は部門別計算を採用している。すべての部門に共通して発生…
問題
当工場は部門別計算を採用している。すべての部門に共通して発生する建物減価償却費を、各部門の占有床面積を基準に配賦する(第1次集計の一部)。各部門への配賦額を求めなさい。
[資料] 部門共通費(建物減価償却費)200,000円。占有床面積:切削部門 500㎡・組立部門 300㎡・動力部門 150㎡・修繕部門 50㎡(合計 1,000㎡)。
この問題は、選択肢から選ぶのではなく仕訳・数値を入力して解答する形式です。演習画面では勘定科目と金額を実際に入力して採点できます。
正解と解説
正解:切削部門への配賦額:100,000円/組立部門への配賦額:60,000円/動力部門への配賦額:30,000円/修繕部門への配賦額:10,000円
部門別計算の第1次集計。どの部門にも共通で発生する費用(部門共通費)を、合理的な基準で各部門へ配賦します。
- 配賦率=部門共通費200,000÷総床面積1,000㎡=@200円/㎡。
- 切削=@200×500=100,000、組立=60,000、動力=30,000、修繕=10,000。合計は元の200,000に一致。
押さえどころ:第1次集計では補助部門(動力・修繕)にもいったん配賦します。製造部門だけに配るのは次の第2次集計(補助部門費の配賦)です。
解き方のコツ:部門共通費は、その費用の発生原因に最も近い基準で配賦するのがポイントです。建物減価償却費は各部門が使う床面積に比例して発生すると考えられるため、占有床面積を配賦基準にします。費用ごとに適切な基準(電力量・従業員数など)が変わる点を意識すると、基準の選び方で迷いにくくなります。
この問題について
商業簿記・工業簿記の現行範囲と出題傾向(部門別計算(部門共通費の配賦))を参考にした独自作成問題です。公式問題やサンプル問題の文章・数値は使用していません。
公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。