BOKI LEVEL 2
日商簿記2級の問題解説
問題
第1次集計が終わった各部門費を、直接配賦法によって製造部門(切削・組立)へ配賦する。補助部門(動力・修繕)の用役のうち、他の補助部門へ提供した分は無視し、製造部門への提供割合だけで配賦する。各金額を求めなさい。
[資料] 第1次集計後の部門費:切削 400,000・組立 300,000・動力 90,000・修繕 60,000。動力部門の用役提供(kWh):切削 600・組立 400。修繕部門の用役提供(回):切削 40・組立 20。
出典:オリジナル問題|参考:2級現行範囲・公開サンプル形式
正解と解説
正解:p_sai: 54000、p_kumi: 36000、r_sai: 40000、r_kumi: 20000、sai_total: 494000、kumi_total: 356000
第2次集計(直接配賦法)。補助部門費を、製造部門への用役提供割合だけで製造部門に振り分けます。補助部門どうしのやり取りは無視するのが直接配賦法。
- 動力部門費90,000を切削:組立=600:400で配賦 → 切削54,000・組立36,000。
- 修繕部門費60,000を切削:組立=40:20で配賦 → 切削40,000・組立20,000。
- 切削部門費合計=400,000+54,000+40,000=494,000。組立部門費合計=356,000。両者の和850,000は総部門費に一致。
区別したいところ:直接配賦法=補助部門間の用役提供を無視。相互配賦法=補助部門間のやり取りも考慮、と手順が異なります。配賦“先”は製造部門だけになる点が直接配賦法の特徴。
この問題について
商業簿記・工業簿記の現行範囲と出題傾向(部門別計算(補助部門費の配賦・直接配賦法))を参考にした独自作成問題です。公式問題やサンプル問題の文章・数値は使用していません。
公式試験問題、過去問題、公式サンプル問題、市販教材の問題文を転載・改題したものではありません。