「税・その他」は、不動産にかかわる税金と、それ以外の周辺知識をまとめて扱う分野です。税金では、取得時の不動産取得税・登録免許税・印紙税、保有中の固定資産税・都市計画税、売却時の所得税(譲渡所得や居住用財産の特例)などが対象です。「その他」では、地価公示法と不動産鑑定評価基準、住宅金融支援機構、景品表示法に基づく広告のルール(公正競争規約)、さらに土地・建物の基礎知識や統計が問われます。
出題範囲は広い一方で、各テーマから問われる論点は比較的固定的で、過去に繰り返し出たポイントが中心です。とくに「どの税が国税か地方税か」「課税主体は国・都道府県・市町村のどれか」「課税標準は何か(多くは固定資産税評価額)」「非課税・特例の要件」といった対比の形で問われやすいのが特徴です。免除科目(登録講習修了者の5問免除)に含まれる住宅金融支援機構・景品表示法・統計・土地・建物も、この分野で学ぶ内容に重なります。
学習のコツは、税目ごとに「課税主体・課税標準・税率・非課税や特例」を表にして横断的に整理することです。相続による取得は不動産取得税が非課税でも登録免許税は課されるなど、税目によって扱いが異なる点が混同しやすいので注意しましょう。土地・建物や統計は深入りせず、頻出の定番知識を確実に得点することを優先すると効率的です。