TAKKEN
宅地建物取引士の問題解説
問題
宅地建物取引士の登録に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
- ア 宅地建物取引士資格試験に合格した者は、実務経験の有無にかかわらず、合格後直ちに宅地建物取引士として業務を行うことができる。
- イ 登録を受けるためには、宅地建物取引業に関し5年以上の実務経験を有することが必要である。
- ウ 登録は、その合格した試験を行った都道府県知事以外の都道府県知事に対し、自由に選んで申請することができる。
- エ 宅地建物取引士資格試験に合格した者で、宅地建物取引業に関し2年以上の実務経験を有しないものは、登録実務講習を修了すれば、登録を受けることができる。
出典:オリジナル問題|参考範囲:宅地建物取引業法・同施行令・同施行規則、国土交通省の解釈・運用の考え方、2026年4月1日現在施行の法令、不動産適正取引推進機構の試験要綱・出題範囲
正解と解説
正解:宅地建物取引士資格試験に合格した者で、宅地建物取引業に関し2年以上の実務経験を有しないものは、登録実務講習を修了すれば、登録を受けることができる。
解説:登録は、試験合格者が取引士として現場で動けるだけの実力を備えているか確認するための関門です。登録を受けるには、宅地建物取引業に関し2年以上の実務経験があるか、又はこれに代わる登録実務講習を修了している必要があります。だから実務経験のない合格者でも、登録実務講習を修了すれば登録を受けられます。なお、登録は合格した試験を行った都道府県知事に対して申請します。結論として、エが正解です。
ひっかけ注意:「実務経験2年以上、又は登録実務講習の修了が必要」「合格だけでは取引士として業務できない(登録と取引士証の交付が必要)」「登録は受験地の知事に申請」を意識しておくと、似た肢のひっかけが見えてきます。
他の選択肢はなぜ違う?
- ア試験に合格しただけでは宅地建物取引士として業務を行うことはできず、登録を受け、取引士証の交付を受ける必要があります。直ちに業務を行えるとするのは誤りです。
- イ登録に必要な実務経験は2年以上です。5年以上を要するとするのは誤りです(実務経験がなくても登録実務講習の修了で足ります)。
- ウ登録は、合格した試験を行った都道府県知事に対して申請します。他の知事を自由に選んで申請できるとするのは誤りです。
この問題について
各法令の条文と試験範囲を参考に、Sikaku Master向けに独自作成した問題です。公式試験問題・過去問題の転載ではありません。
不動産適正取引推進機構の過去問題は無断転載が禁止されているため、本問は条文・制度に基づく独自問題として作成しています。