ストラテジ系は、ITを「どう作るか」ではなく「経営にどう活かすか」を問う分野です。経営戦略(SWOT分析、PPM、アンゾフの成長マトリクスなど)やマーケティング(CRMなど)、会計・財務(損益分岐点など)、業務分析の手法(OR・IE、在庫回転率など)といった企業活動の基礎に加え、システム戦略・ソリューションビジネス(SOA)、DXやe-ビジネスといったIT活用の考え方、さらに知的財産権(著作権・特許)、セキュリティ関連法規、労働関連法規(請負・派遣の区別など)といった法務まで、幅広いテーマが対象になります。
科目Aでは、テクノロジ系・マネジメント系と並ぶ出題区分の一つで、用語の意味を正しく理解できているかを問う知識問題が中心です。一方で会計・財務やOR分野では、損益分岐点や回転率を計算させる問題も出題されるため、用語暗記だけでは取りこぼしが生じやすい点に注意が必要です。
学習のコツは、まず頻出の用語を「正確な定義」で押さえることです。経営戦略のフレームワークや法務の用語は名前が似たものが多く、選択肢で紛らわしく入れ替えられやすいため、それぞれの違いを言葉で説明できる状態を目指すと得点が安定します。計算系は典型パターンが限られているので、公式とともに数問解いて手順を体に入れておくと安心です。